Nivada Grenchen
ニバダグレンヒェンは1926年に”ヤコブ・シュナイダー”によって設立されたスイスの時計ブランドで、実用時計を得意とし、数々の名作を世に送り出してきた古豪である。1950年代に発表された『アンタークティック』は55年から56年にかけて南極探検のミッションにも採用され、過酷な環境下の使用にも耐えうる信頼の高い腕時計として世界的地位を確固たるものとした。その後、1963年には200M防水と高い防水機能を備えたクロノグラフ『クロノマスター』を発表。この勢いで躍進を続けるかと思われたが、1970年代のクオーツショックの煽りを受け、1980年代に1度はその歩みを止めることとなる。その後、長い冬眠期間を経て、ニバダに転機が訪れる。2019年にウォッチブランド『WilliamL.1985(ウィリアムエル1895)』を立ち上げた”ギョーム・ライデ”氏と、時計メーカー『モントリシャールグループ』のオーナーである“レミ・シャブラ”氏がニバダ使用のライセンスを獲得。かつての趣をそのままに現代へと蘇らせた。
ブランド記事
世界的人気を誇るF77 MK2モデルから新作のストーンダイヤルが登場!!
スイスの名門ウォッチブランド「Nivada Grenchen(ニバダ・グレンヒェン)」より、スイスの老舗ウォッチブランドNivada Grenchen の人気コレクション「F77 MK2」より、天然石を使用したストーンダイアルモデル4種を発売いたします。
■1977年の名作を現代に再構築した「F77MK2」
F77は、1977年に誕生したスポーツウォッチをルーツに持つモデル。八角形ベゼルやビス留めデザイン、インテグレーテッドブレスレットといった特徴的な意匠で、当時のスイス・スポーツラグジュアリーの象徴として知られています。現代版である「F77 MK2」は、そのデザインコードを継承しながらも、ケースの再設計や装着感の向上など、現代的なアップデートを実施。38mmというバランスの良いサイズ感に加え、ケース厚は約12.2mmへとスリム化され、より洗練された装着感を実現しています。
■“一点もの”の魅力を宿すストーンダイアル
今回登場する新作の最大の特徴は、天然素材を使用したストーンダイアルです。同じ模様が二つと存在しない天然石は、それぞれが唯一無二の個性を持ち、ステンレススチールの無機質なケースと美しいコントラストを生み出します。深みのあるグリーンに繊細な輝きを宿すグリーンアベンチュリン、夜空のような幻想的なきらめきを放つブルーアベンチュリン、宇宙由来の独特な模様を持つメテオライト、そして群青の中に金色の粒子が散りばめられたラピスラズリ。それぞれが異なる表情を持ち、腕元に強い個性と存在感をもたらします。
■スイス製自動巻きムーブメント搭載
ムーブメントには、スイス製の自動巻きキャリバー「SOPROD P024」を搭載し、約38時間のパワーリザーブを確保。さらに、10気圧防水やサファイアクリスタル風防を備えることで、デザイン性だけでなく日常使いにおける実用性も兼ね備えています。クラシックなスポーツウォッチのフォルムに、天然石という個性豊かな素材を融合させた「F77 MK2 ストーンダイアル」は、量産品でありながら一点物の魅力を持つ特別なモデルです。腕時計に“自分だけの表情”を求める現代のユーザーに向けた、新たな選択肢を提案します。
各モデル 308,000円税込
100周年を迎える老舗ブランドNivadaの軌跡。Part2
クロトン・ニバダ(南極)、ディープフリーズ探検隊のリチャード・バード提督の時計
リチャード・E・バード少将(1888年~1957年)は、アメリカ海軍のパイロットであり極地探検家で、1926年の北極点到達飛行で広く知られ、名誉勲章を授与された。
1955年から1956年にかけては、アメリカ海軍のディープフリーズ作戦Iの指揮官を務め、南極におけるアメリカの恒久的拠点の確立に貢献した画期的な作戦を遂行した。
100周年を迎える老舗ブランドNivadaの軌跡。Part1
ニバダ・グレンヒェンの起源 (1926–1939)
ニバダ・グレンヒェンは、1926年にスイスのグレンヒェンでオットー・ヴュリマン、ヘルマン・シンドラー、ヤコブ・シュナイダーによって設立されたスイスの時計ブランドです。当初はヴュリマン、シュナイダー、ニバダSAとして事業を展開し、精密さ、機能性、そして日常的な信頼性を重視したスイス時計の製造に注力していました。
創業初期、ニバダ・グレンヒェンは自動巻き時計製造のパイオニアの一つでした。防水性、クロノグラフ、高精度ムーブメントを備えた計器時計で知られるようになりました。
1939年までに、ニバダ・グレンヒェンはスイス時計業界で高い評価を得て、国内の展示会にも参加し、当時の競争の激しい市場環境において、本格的なメーカーとしての地位を確固たるものにしました。
事業拡大とクロトン・パートナーシップ
1930年代後半までに、ニバダ・グレンヒェンはクロトン・ウォッチ社( 1878年創業)との提携を通じて米国市場に進出した。この提携により、クロトン・ニバダやクロトン・ニバダ・グレンヒェンといった名称で米国市場におけるブランド確立に成功した。
1939年、モバード社はニバダという名称の類似性を問題視し、長年の法的圧力の末、1958年にニバダ・グレンヒェンという名称を採用した。この論争にもかかわらず、同社は国際的に成長を続け、1960年代にはニバダ・グレンヒェンは世界84カ国以上で販売されるようになった。