宇宙遊泳という原点から生まれた、OPEN SPACEという構造
人類が初めて、宇宙船の外へ出た瞬間。
1965年3月18日、船外活動(EVA)という前例のない挑戦に臨んだアレクセイ・レオーノフの視界には、 地上とはまったく異なる光景が広がっていました。
上下の感覚を失う空間。
一方向から強く差し込む太陽光。
わずかな体の向きで、明暗が劇的に変わる視界。
Sturmanskie OPEN SPACEは、
この「宇宙遊泳で得られた視覚体験」を、時計の構造そのものに落とし込んだシリーズです。

“余白”ではなく、“空間を分ける”という発想
OPEN SPACEの文字盤を見て、まず印象に残るのはその立体感でしょう。
センター、内周、外周。
情報は明確にレイヤー分けされ、 それぞれが干渉せず、静かに役割を果たしています。
これは装飾のための多層構造ではありません。
宇宙空間で計器を見るときのように、 必要な情報を瞬時に把握するための「分離された視界」を再現するための設計です。

光によって変化する、サンレイダイヤルの意味
サンレイ仕上げの文字盤は、正面から光を受けると明るく反射し、 角度が変わると一転して陰影が強調されます。
それは装飾的な輝きではなく、 宇宙空間で太陽光が一方向から差し込む状況を思わせる表情の変化です。
止まっている時計でありながら、 見るたびに印象が変わる。
OPEN SPACEのダイヤルは、「動く視界」を内包しています。

GMTという機能が示す、地上とのつながり
外周に配されたGMTスケールは、第2時間帯を示すための実用的な機能。
宇宙遊泳が象徴するのは、未知の空間だけではありません。
それは同時に、地上と切り離されない時間の存在でもありました。
NH34 GMTムーブメントを搭載したOPEN SPACEは、 異なる場所の時間を静かに並行させることで、 宇宙と地上をつなぐ時間のラインを表現しています。

日常とセレモニー、そのどちらにも
OPEN SPACEは、スポーツウォッチでも、ドレスウォッチでもありません。
静かで、構造的で、理由がある。
だからこそ、日常にも、 少し改まったセレモニースタイルにも自然に馴染みます。
語りすぎないデザインの奥に、 確かな宇宙史が息づいている——
それがOPEN SPACEという選択です。

Product Information
宇宙遊泳という、人類が初めて「地上の時間軸」から物理的に離れた瞬間。
OPEN SPACE GMTは、その体験を背景に、
異なる時間を同時に捉えるという発想から生まれたモデルです。
無重力空間に身を置きながらも、
宇宙飛行士は地上の時間と常につながっていました。
GMT機能は、その“切り離されない時間”を象徴する存在です。
基本情報
モデル名:OPEN SPACE GMT
品番:NH34-1891056B
ムーブメント:自動巻き(NH34 GMT)
価格:※商品ページをご確認ください
ムーブメント / 仕様
機能:時間、分、秒、日付、GMT(第2時間帯表示)
ケースサイズ:直径42mm
防水性:5ATM(日常生活防水)
風防:ミネラルガラス
その他:スーパールミノバ蓄光、SSブレスレット
セット内容:時計本体、SSブレスレット、取扱説明書(英語/日本語)、化粧箱
宇宙と地上。
異なる場所の時間を、一本の時計の中で並行させる。
OPEN SPACE GMTは、
宇宙史を語るための時計であると同時に、
日常で確かに使われるための道具でもあります。